CISPRパルス発生器の校正 |
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2004年10月より、EMIレシーバ校正用のCISPRパルス発生器の校正サービスを開始しました。この分野では国内で初のNVLAP認定を取得しています。
CISPRパルス発生器の設計仕様は、CISPR 16-1-1で規定されています。特にBand
C/Dの周波数帯域では、パルス面積0.044μVsという特殊なパルスが規定されています。これはパルス幅にして約380ピコ秒、振幅にして約70ボルトという、高次の周波数成分を含む高電圧パルスです。
パルス発生器の出力は、通過帯域幅20GHzの高速サンプリングオシロで測定し、得られた波形の面積積分を行ってパルス面積を求めます。ご要望があれば、パルススペクトラムのヌルポイントからパルス幅を推定することも可能です。
弊社では、ISO/IEC 17025のトレーサビリティ要求を満足する校正結果をご提供します。もちろん、すべての校正項目にはISO
GUMに基づいて評価した測定の不確かさの値が付きます。
是非この機会にご利用頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
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対応機種 |
Schwarzbeck IGUU2916, IGUU2918, IGU2912, IGLK2914, IGUS2915等 |
校正形態 |
NVLAP認定校正 |
主な校正項目 |
標準校正項目(Main Generator)
1) |
各バンド毎のパルス面積 (CISPR 16-1-1, Table 2) Pulse area for each band |
2) |
パルスの繰り返し周波数 (CISPR 16-1-1, Annex B, B.1) Pulse repetition frequency (1Hz to 200Hz) |
3) |
各バンド毎のスペクトラム振幅均一度 (CISPR 16-1-1, Annex B, B.1.1) Flatness of spectrum amplitude for each band |
4) |
パルス振幅変化 (出力60dB〜10dB、出力段アッテネータの確度) Amplitude variation (output 60dB-10dB, accuracy of rotary encorder) |
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※IGUU2916については、Auxiliary GeneratorおよびSine-Wave Generatorの校正も、NVLAP認定校正でご提供します。
Auxiliary Generator for IGUU2916
・各バンド毎のパルス面積 (CISPR 16-1-1, Table 2)
Pulse area for each band
・パルスの繰り返し周波数 (CISPR 16-1-1, Annex B, B.1)
Pulse repetition frequency (1Hz to 20kHz)
・各バンド毎のスペクトラム振幅均一度 (CISPR 16-1-1, Annex B, B.1.1)
Flatness of spectrum amplitude for each band
Sine Wave Generator for IGUU2916
・振幅レベル確度 (60dBuV for 0.1M, 1M, 10M & 100MHz)
Sine wave amplitude
・周波数確度 (0.1M, 1M, 10M & 100MHz)
Sine wave frequency |
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参考情報 |
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高速サンプリングオシロスコープによる観測パルスの
面積積分機能の検証例 (22nVsパルス) |
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