EMIレシーバ
1GHz〜18GHzのパルス応答
校正サービス開始!
NOV/11/2013
 現在、主要各国においては、1GHzを超える放射妨害波の規制が行われつつあり、その多くは、平均値および尖頭値の限度値で規定されています。

 これらの放射妨害波を測定するには、CISPR 16-1-1の要求事項を満足するEMIレシーバが用いられます。同規格では、1GHz以上における尖頭値・平均値・実効平均値の各検波器に対するパルス応答特性を規定しており、EMIレシーバは、これらの要求に適合している必要があります。また、定期校正においても、これらパルス応答の特性確認を行うことが肝要です。

 弊社では、これらの状況をふまえ、この度、EMIレシーバの1GHz〜18GHzでのパルス応答特性の校正サービスを開始いたしました。もちろん、ISO/IEC 17025のトレーサビリティ要求を満足するNVLAP認定校正でご提供します。

 ご提供できる内容は以下の通りです。これらは、当面、オプション校正扱いとさせて頂きますので、ご希望される場合は、お手数をおかけしますが、ご依頼時にお申し出下さいますよう、お願い致します。

 ・尖頭値検波器(Peak detector)の1G-18GHzのパルス応答(絶対校正)
   参照規格:CISPR 16-1-1 Section 5 and Annex E.6

 ・平均値検波器(Average detector)の1G-18GHzのパルス応答(絶対&相対校正)
   参照規格:CISPR 16-1-1 Section 6 and Annex E.6

 ・実効平均値検波器(RMS-average detector)の1G-18GHzのパルス応答(絶対&相対校正)
   参照規格:CISPR 16-1-1 Section 7 and Annex E.6

パルス変調信号の例

 是非この機会に、弊社校正サービスをご利用下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。なお、本校正の詳細については、下記までお問い合わせ下さい。
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